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半導体について

半導体は、スマートフォンやエアコン、自動車など、毎日の生活に欠かせない機器を動かす小さな電気部品です。電気の流れをコントロールして、情報を処理したり機械を制御したりする“頭脳”のような役割を果たしています。
最近では、AI搭載の家電や自動運転車、さらには医療用ロボットにも使われています。目には見えませんが、半導体は暮らしの安心・便利・快適を支えている縁の下の力持ちです。
これからの未来技術も、半導体なくしては語れません。

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「半導体」は何に使われていますか?

半導体は、情報を処理したり動作を制御したりする働きがあるため、さまざまな機器の中核を担っています。

工場で使われるロボット、病院のMRI装置、キャッシュレス決済端末などにも組み込まれ、さらには宇宙開発にも利用されていて、活躍の場はどんどん広がっています。
見えない場所で情報を処理し、機器の動きをコントロールする“頭脳”として働いています。
つまり、半導体は現代社会のあらゆるシーンを支える重要な技術なのです。

「半導体」は世界にどれくらい
流通していますか?

半導体は、世界で年間1兆個近く生産・出荷されており、その数は年々増加しています。

2023年の世界の半導体市場規模は約5,980億ドルに達し、2024年には6,200億ドル超と予測されています。※
これは、スマートフォンやパソコンだけでなく、自動運転車、データセンター、AI機器など最先端技術での需要が高まっているためです。
さらに、世界中の工場やインフラ、医療現場でも使われており、経済と暮らしの両方を支える“戦略物資”といわれています。
半導体は、まさに現代社会を動かす「見えない主役」なのです。

※(WSTS調査より)

そもそも「半導体」とは?

半導体とは、電気を「通したり」「止めたり」できる特別な素材のことです。

この性質を活かして、コンピュータの頭脳(CPU)や記憶装置(メモリ)など、さまざまな電子部品に使われています。
スマートフォン、家電、自動車、AI機器、医療機器など、現代社会のあらゆる製品に欠かせません。
半導体が情報を処理・制御することで、私たちの暮らしは便利で快適になっています。
つまり、半導体は目に見えないところで未来のテクノロジーを動かしている「頭脳」です。

「半導体」にはどんな役割や
用途がありますか?

半導体の役割は、電気をコントロールして情報を「計算する」「記憶する」「送る」ことです。

これにより、スマートフォンの操作、自動車の制御、エアコンの温度調整などが可能になります。
近年では、AIスピーカーや自動運転車、クラウドサーバーなど、最先端技術にも広く使われています。
半導体はまさに、電子機器の“頭脳”や“神経”として社会インフラを支えている存在です。
用途は家庭から産業、医療・防災分野まで、ますます広がり続けています。

「半導体」が出来るまでにどんな工程がありますか?

半導体の製造工程は主に「ウェハー製造工程」「前工程」「後工程」の3工程によって行われます。

半導体は、シリコンという素材から作る「ウェハー」の表面に、回路を何層にも描いていくことで完成します。
主な工程には「ウェハ―製造」「設計」「洗浄」「露光(ろこう)」「エッチング(彫り込み)」「成膜」「検査」「組立」などがあります。
1つの半導体チップを作るためには、数百もの工程と極めてクリーンな環境が必要です。
最近では、ナノレベルの微細な加工技術やAIを使った自動化も進んでいます。
半導体づくりは、まさに“精密技術の集大成”といえるものです。

岡本は半導体製造のどの部分を
担っていますか?

Okamotoの装置は、半導体製造において 「ウェハーのポリッシング・グラインディング」 工程を担っています。

ウェハーとは半導体チップの土台となる各種単結晶の薄い円盤で、その表 面を原子レベルで平滑に、かつ無欠陥に整える必要があります。
Okamotoの精密ウェハーポリッシャーは、チップの品質や歩留まりを左右する“最初の肝心な加工”を担う役割を果たしています。
この工程の精度が、その後の微細な回路形成や製品性能・歩留まりに直結します。つまり、Okamotoの技術は半導体の「土台の完成度」を支える基盤なのです。
組立工程の一環として、ウェハーを薄く加工する「バックグラインド」工程があります。
薄く加工する目的は、後工程の負担軽減・チップの放熱性向上です。
この工程によって、最終製品の小型化・軽量化を可能にします。
スマートフォンやウェアラブル端末など、より薄くコンパクトな製品の実現には欠かせない重要な技術です。

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