トップ > 最終製品との関わり
砥粒加工は、IT・デジタル家電・自動車・半導体産業を支える基幹の加工技術の一つとして重要な役割を担っています。
自動車のトランスミッションギヤは精密に研削することでギヤノイズを減らし、静粛性を高めるとともに、燃費向上にも貢献します。
この分野に当社歯車研削盤が使用されています。
また関連会社の岡本工機㈱では歯車の製造・販売も行っております。
携帯電話は薄型・軽量化と同時により多くの情報量を処理する必要から、使用されるコネクタの低背化と狭ピッチ化が進んでいます。
当社のリニアモータ駆動微細成形研削盤では、僅か0.05㎜の微細な超硬パンチを反らさずに仕上げることができます。
タービンブレードの取付け部は、高温で生じる熱膨張を抑えるため、その形からクリスマスツリーと呼ばれる噛み合わせ形状になっており、研削加工で仕上げます。
このクリスマスツリーを含むブレード加工用の研削盤で世界有数のシェアを誇っています。
自動車や機械、航空機など、回転をともなう機械のほとんどに組み込まれている機能部品が、ベアリング(軸受)です。
摩擦を抑え、滑らかな回転運動をサポートすることが求められます。
当社の内面研削盤、円筒研削盤、ロータリー平面研削盤はこの分野でも活躍しています。