3つの加工テーマと周辺機器メーカーとのコラボレーションを提案
「高能率研削加工」・「機上測定&自動補正研削加工」・「複合研削加工」
当社が提案する「研削革命」は「全自動研削」・「超能率研削加工」・「機上測定&自動補正研削加工」・「複合研削加工」・「超精密研削」を大きなテーマとし、高能率且つ超精密加工の高いポテンシャルを目指しています。単位時間当たりの研削除去量を高めて絶対的な仕事量を増すことで高能率を達成し、少ないエネルギーで同等の仕事をこなす相対的な高効率生産を目指しています。革命的進歩は、機械の性能や機能だけではなく周辺機器メーカーとのコラボレーションで何倍もの相乗効果を引き出し、研削盤のリードカンパニーとして従来の研削の常識を大きく変えていきます。
岡本工作機械製作所が新たに提案をするのはボタン1つしかない全自動平面研削システム。従来平面研削作業は職人が多く介入する作業であったが、各種センサー技術の活用とセンサーから得られる情報の活用によって、全自動の平面研削を実現します。また本システムは全自動で研削を行うことで研削情報の見える化に成功。それらの従来見えなかった情報をIoT(インターネット)で管理することでより効率のよい研削を行うことができます。
2016年11月、東京ビッグサイトで開催された『JIMTOF2016』において初出展を行い、全自動での平面研削を実演しました。
また2年後の、2018年11月の『JIMTOF2018』ではさらに進化をし、振動・熱の変位をセンサーで認識、平面や凹凸形状のついた研削の自動化実演も行われ、研究開発を進めています。
全自動平面研削システムSELFはオプションでの発売となります。
詳しくはお近くの営業所担当までお問い合わせください。
岡本工作機械製作所が提案する高能率研削加工の3要素「高剛性マシン・切れるといし・切れる研削液」をコラボレーションのベースとし、切込み量を従来の約10倍にした重研削とリニアモータ駆動によるテーブル高速反転研削加工を提案。
門形精密平面研削盤 PSG208CHiQを使用した粗取り100μmの切込みを実演しました。従来の研削では粗取り10~20μmという常識を、圧倒的な5~10倍の粗取り100μmという切込み量を可能にし、尚且つ除去率95%という驚異的な数値を達成しました。
NC門形精密平面研削盤
PSG208CH-iQ による粗取り100μmの高能率研削加工
※被削材・といし・研削方法・環境・機械仕様により加工能率は左右されます
対象機種一覧
※研削方法・環境・加工物・機械仕様により数値は左右されます
100μm切込みは従来の約10倍に相当し、機械の性能や機能だけではなく周辺機器とのコラボレーションで何倍もの相乗効果を引き出すことによって実現しました。重研削による高能率加工は、高能率加工の3要素「高剛性マシン・切れる研削液・切れるといし」を使用し、当社が長く培った加工ノウハウが大きく生かされています。
高能率研削はといしの選定・加工物の素材・加工環境によって大きく成果が異なります。
加工条件に合ったご提案ができるよう様々なオプションをご用意してお待ちしておりますので、
お近くの営業所担当までお問い合わせください。
内面・円筒研削加工の量産では、インプロセスやポストプロセスを組み込んだ機上測定・自動補正加工が進んでいるが、平面研削や成形研削では熟練技能者による手動測定・手動補正に頼ることが多く、量産加工をなかなか進められない場面が多い。これは、測定時のワーク着脱の清掃・取外し・測定・取付けを何度か繰り返すので、手持ち移動による熱変形・測定・取付け時の誤差要因も含まれてくるからである。
できることであれば、加工する機械に測定機器を組み込んでワーク着脱をすることなく測定・補正加工を自動サイクルで実施し、測定の誤差要因の排除と生産性アップをしたいというユーザー様にご提案をしたい。
対象機種一覧
※研削方法・環境・加工物・機械仕様により数値は左右されます。
クラウニング研削・テーパ研削
テーブル左右&といし上下送りのCNC補間により、クラウニング(自由曲線)研削、テーパ研削が可能。ボールネジ/リニアモータ駆動による高速・超精密にも対応。
マルチポジション研削
サイズの異なる複数ワーク、段差、ピッチ加工もワンサイクルでセットアップ。さらに、シフトプランジ機能で高能率加工のアレンジも可能。
高速/低速(クリープ)送り研削
テーブル左右送りを無段階(40m/min. max.)でコントロルすることで、クリープ深切込み、高速微細切込みなどの多彩な対応が可能。
その他、豊富なアプリケーション実績から様々な研削・測定方法をご提案をいたします。
お近くの営業所担当までお問い合わせください。
ワンチャッキングで円筒・内面・端面のサイクル加工が出来るので、高い幾何公差要求に対応いたします。
JIMTOF2014に参考出品した円筒研削盤ベースの精密複合円筒研削盤 UGM360NC が、さらにグレードアップしました。タレット式といし軸台に最大3種のといし軸ユニットを取付けることにより、円筒・内面・端面の研削に対応します。オプションの直接定寸装置を取付けることで、測定・補正加工を自動サイクルで実施可能です。
また立形内面研削盤UGM5Vを加工物をチャックに設置して研削を行うため重量物の研削にも対応可能になりました。高い精度の円筒度・同芯度を達成しています。
豊富なアプリケーション実績から加工物に合った複合研削をご提案をいたします。
お近くの営業所担当までお問い合わせください。