~ボタン1つで平面研削を全自動で行う近未来システム~
全自動平面研削システム
(PSG63CA3搭載)
対象機種ラインナップ
PSG-CA3シリーズ
PSG63CA3
PSG64CA3
PSG84CA3
PSG104CA3
PSG106CA3
UPZ-Liシリーズ
UPZ315Li
UPZ52Li
UPZ63Li
コンセプト
ワークをチャックに設置、総取り代を入力するだけで、最適な平面研削を全自動で行います。
特徴
・3軸制御可能なPSG-CA3シリーズもしくはUPZ-Liシリーズに搭載可能なオプション。
・販売時はハンドル、NC操作盤を搭載して販売。仕事内容によって手動、NC、全自動を選択してください。
・センサー技術によりチャック上のワークを自動検知。最適な研削条件を自動で計算、作業終了後は遠方への作業終了報告も可能。
・自動測定&自動補正研削に対応。測定も行うことでより精度良く、生産性高く平面研削作業が可能。
・従来手動作業で行っている作業を自動化、困難な研削情報の数値化(見える化)に成功。研削情報の見える化によってIoTで扱える範囲の拡張に貢献。
導入メリット
・段取り時間、研削条件等入力工程の短縮、簡易化
・ワーク自動検知と必要箇所のみの研削
・定寸に対する効率の良い自動研削
・ドレスタイミング検知と自動ドレス介入
・負荷を検知し、適応制御を行う研削
・研削後の自動測定&自動補正研削
・研削情報の見える化(数値化)
IoTとの関係
各IoT対応のHUB関係企業との協力により、下記の作業が可能となります。削材の材質、
・機械稼働時間集計
・実研削時間集計
・遠隔地へのサイクル開始と終了通知
・遠隔地へのアラーム通知
・生産数量集計
・作業日報の作成
・各種データ集計による生産効率化
※HUB関係企業はユーザー様の行う、IoTの内容や予算によってご提案が異なってきます。
詳しくはお近くの担当営業までご相談ください。
~多彩な研削条件に対応し、機械の能力を100%引き出すといし~
GRIND-X といし
特徴
・研削加工の目的は、高精度で効率良く高品位な加工物をつくることです。とくに研削加工を行う上で、といしの選択は品質の良否を決める大きな要因です。
標準砥粒といしの表示記号
研削仕様の選定方法
被削材の材質、要求精度などに対応したオーダーメイドのといしづくりを目指しています。
詳しくはGRIN-Xのカタログ、お近くの営業所にご相談下さい。
~快適な切れ味で優れた精度をつくる超砥粒といし~
CBN・ダイヤモンドホイール
特徴
CBN・ダイヤモンドホイールは、難削材・高硬度材、脆性材料などの研削及びプロファイル、溝研削等の砥石形状を重視する加工に多く用いられています。
ホイールの仕様選定時は、下表をご参考にしてください。なお、「結合度」・「砥石サイズ(外径・幅・砥粒層の厚み)」は、別途打合せさせていただきます。
~といしを機械に取り付けたままといし軸系を動バランシング~
マイクロバランサ
特徴
・わかりやすい対話式。画面の指示に従って操作すれば、簡単に正確なバランシングができます。
・といしを機械に取り付けて回転させた状態でバランシングするので、振動センサが感知する機械及びといし軸系のアンバランスを含めた動バランス調整を行います。
~用途に応じたメッシュを豊富に用意~
GRIND-X ペーパーフィルタ
特徴
・現在使用中のペーパーフィルタ付注水装置の適合サイズ、用途に応じたメッシュを各種揃えています。
・非磁性体を含む加工屑・砥粒屑のフィルタリングを行い、面品位を向上させる場合に用いられます。
~多彩なドレス方法に対応する各種ドレス装置を用意~
小径Rドレス装置
・ダイヤモンドツールに傷がつかない構造になっており、正確なドレスが可能。
サイドドレス装置
・ダイヤモンドツールの切れ味劣化時、保持軸を回転させて位置を変えることが可能。
角度ドレス装置
・側面研削で利用するといしの中凹成形も可能。
といし側面&平行ドレス装置
~消泡性・耐腐敗性に優れた水溶性研削液~
GRIND-X 研削液
特徴
・研削液には「冷却性」「洗浄性」「潤滑性」の特性があります。
・被削材の形状や精度、加工方法に適合したものをラインナップしています。
~研削盤の作動に最適な油圧油~
GRIND-X 油圧油
特徴
・当社の研削盤に全面的に採用されている指定油圧油です。当社研削盤には「GRIND-X油圧油」をおすすめいたします。
・油の交換作業もいたします。(作業費別途必要)
~CBN・ダイヤモンドホイールを簡単にツルーイング・ドレッシング~
立型ロータリードレッサー
特徴
・砥石を立軸で支える構造に加え、モータビルトインの特殊設計により、従来製品の3倍の剛性を実現しました。
・ツルーイングが従来製品の約5倍の速さで行えます。
・横軸タイプではドレッシングトイシの外径減少による速度変化で、ドレッシング・ツルーイング条件が変化しますが、立軸タイプでは条件の変化はありません。
※本装置使用の場合は、「トイシ軸無段変速装置」が必須オプションです。
~サインバーチャックに次ぐエポックメイキングツール登場~
立型ロータリードレッサー
加工ワーク例
加工ワーク例
※本機写真にはオプションが含まれています。
特徴
・金型の製造現場から生まれた画期的な機能拡張ツール。従来では不可能な回転加工が簡単・高精度に実現可能です。
・サインバーチャック併用で中凸、中凹加工も可能。成形研削盤・平面研削盤が5分で小型ロータリー研削盤と同じ動きができるようになります。
~ツルーイング・ドレッシングで研削品位が変わります~
DIAツール
特徴
・金型の製造現場から生まれた画期的な機能拡張ツール。従来では不可能な回転加工が簡単・高精度に実現可能です。
・サインバーチャック併用で中凸、中凹加工も可能。成形研削盤・平面研削盤が5分で小型ロータリー研削盤と同じ動きができるようになります。
※ドレッシング(目立て)
といしの目詰まり面の砥粒を粉砕して切れ刃を作ること。
※ツルーイング(形直し)
といしの外径とといし軸の中心とを同心にしてといしの形をつけること。
~「反り取り」にお困りではありませんか~
※標準仕様はスライドブロック9個、基準ブロック3個、ストッパーブロック4個がセットになっています。
特徴
・段取りが簡単
従来反り取り作業で使用されているスペーサー、シム、豆ジャッキ等の代わりにマグネットチャックの磁力を応用し、素材の不正面をそのまま保持できます。
・あらゆる材種に対応
磁力は治具の保持だけに使われ素材に伝わりませんので、磁性体の素材だけではなく、非磁性体のアルミ・ステンレス・樹脂等の研削にも最適です。
・平面精度は抜群
素材の不正面をそのまま保持し、さらに研削中の歪みも吸収しながら研削するので、ソリ・ねじれの大きな素材でも1回の研削で確実にミクロン精度が得られます。
~高い研削力・長寿命力・低発熱~
取り扱いサイズラインナップ
Φ200×19×Φ50.8
Φ300×38×Φ127
Φ350×38×Φ127
Φ400×50×Φ127
Φ500×50×Φ127
※各サイズの仕様の違うといしをご用意しております。
特徴キュービトロンTMⅡ砥石とは
3M社の根幹技術『マイクロレプリケーションテクノロジー(高精細表面技術)』を応用した精密成形砥粒を用いたセラミックといし。岡本工作機械製作所の剛性のある研削盤とのコラボにより効能率研削をご提案致します。
特徴
・従来のといしに比べ、ワークへの貫入力が高く、研削熱の発生を抑制します。これによってより深い切込みや高速送りが可能となります。
・セラミック砥粒の弱点と言われているドレス特性も改善しました。トライアングルの平坦面からエッジを再生して切れ味を回復、ドレッサ摩耗も削減されます。
・岡本工作機械製作所とのコラボでは平面研削盤・円筒研削盤・内面研削盤・複合円筒研削盤・ロータリー研削盤・門形研削盤・歯車研削盤での実例があります。詳しくは担当の営業員までお問い合わせください。
※キュービトロンTMⅡは3M社の製品です。
~バブルが変える、研削の新常識を提案~
GRIND-BIXの構造
特徴
・コアンダ効果により冷却液・研削液の浸透性が向上
GRIND-BIXの内部構造により派生する旋回流ジェットが、コアンダ効果によって研削クーラント液を砥粒の先端まで確実に行き渡らせることにより、冷却能力が格段に向上しました。その結果、従来比5~10倍の切込みが可能になり、加工時間の短縮・精度の向上に貢献します。
(被削材・といし・条件によって効果は異なります。)
・キャビテーション現象による、といし目詰まりの防止
ファインバブル(直径数百nm以下の気泡)が弾ける際の二次振動により気孔内が常時洗浄され、といしの目詰まりを防ぐことができます。それにより切れ刃が維持され、#2000のハイメッシュでも目立て不要で数十μmの連続研削も可能になります。
被削材材質 | SKD11(HRC57) |
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被削材外形 | 200×200×20 |
使用といし | WA60K |
総研削量 | 0.1mm |
切込み量 | 0.05mm |
加工時間 | 165秒 |
表面粗さ | Ra1.177μm |
※GRIND-BIXの効果は使用機種・加工ワーク・使用といしにより効果が異なります。
~驚異の研削効率を実現。研削の常識が変わりました~
・キャビテーション現象によるといしの目詰まりを防止
・コアンダ効果によりクーラントの浸透性が向上
・研削盤専用TWIN-BIXの冷却効果は従来タイプと比較して30%アップ
・といしに絡みつく研削液を発生、研削熱を抑制
~高能率研削を実現するメカニズム~
円筒研削装置 MADOKAⅡ
・研削盤のチャック上に搭載することで円筒研削を実現可能とします。
芯なし研削装置GRIND-SMART
・研削盤のチャック上に搭載することで芯なし研削を実現可能とします。
・金型のエジェクターピンのような外周加工を行う際に使用されます。
ウルトラ精密直角ブロック
・ねじの回転力を一方向の押圧のみ作用させるウルトラねじの開発により、ワークに傷がつかず、またワーク締め付け時の浮き上がりを防止できるので、正確なチャッキングが可能です。
尚、ウルトラネジに樹脂製ワークガードを装着することにより、軟質材にも傷が付きません。
・全周高精度研削仕上げのため、本体のみで基準ブロックとしても使用できます。
ウルトラ三面取バイスシリーズ
・一体タイプと分割タイプがありますが、分割タイプと一体タイプのUVH-40は補正可能な構造になっており、任意にチャッキングが可能です。
・全周高精度研削仕上げのため、本体のみで基準ブロックとしても使用できます。
ステンレス製サインバイス
・角度設定はゲージブロック使用。
・ゲージブロックをステージとローラー間でクランプする機構となっており、常に安定した精度が保てます。
ステンレス製バイス
超精密ろ過装置
GRIND-FILTER
~セラミックス・超硬・ガラスの精密ろ過にも対応~
特徴
・セラミックス/超硬/ガラスなどの非磁性体のろ過に最適なろ過装置ユニット
・台車式になっているため、後付け対応も可能
・フィルター交換は、ワンタッチ式で簡単交換に対応
・デモフィルターを用意、1か月の貸出テストも承ります
鋳物(FC系)のろ過前後
単独式精密ろ過装置
GRIND-ECO
~エレメント・ペーパーレスのサステナブルろ過装置~
特徴
・エレメントやペーパーフィルタの不要なサステナブルろ過装置
・台車式になっているため、後付け対応も可能
・電源は100Vと200V仕様をラインナップ、研削盤のクーラント液のメンテナンスとしても活用可能
上下寸法・溝幅の計測にも対応
機上計測ユニット
Quick Touch
~研削盤の機上で簡単&スピーディーに高精度計測を実現~
対象シリーズ一覧
CNC高精度成形研削盤 HPG-NCシリーズ
精密平面研削盤 PSG-SA1シリーズ
特徴
・平面研削盤で簡単&スピーディーに機上計測を行えるユニットオプションです。
・プログラム不要、ワークに計測ユニットを当てるだけの計測を実現します。
・ワークの再測定時間短縮、オペレータの段取り時間削減に大きく貢献します。
全自動研削システム
MAP研削ソフト
~機上計測&加工時間大幅短縮の自動化を実現~
ワークの高低差イメージ画面
対象シリーズ一覧
CNC精密平面研削盤 PSG-CA3シリーズ
CNC超精密平面研削盤 UPG-CHLiシリーズ
特徴
・機上計測ユニットを搭載した平面研削盤のオプションです。
・機上計測後に自動加工サイクルを作成、高精度の研削加工を自動で実現します。
・機上計測の結果をMAP化、必要最低限の動きで加工を行う事でサイクルタイムを大幅短縮します。
GRIND-X 焼ばめクイル
~冷間鍛造金型加工から微細精密穴加工まで加工能率UP!~
特徴
・内面研削盤IGMシリーズの精密穴加工を高精度にサポート
・コレット式と比較して、真円度/円筒度/表面粗さを大幅改善
・研削盤だけでなく、高精度マシニングセンタでも活用可能
岡本工作機械製作所の製品に関する各種お問合せや資料請求は以下よりお願いいたします。